観光で大人気!徳島にある祖谷のかずら橋ってどんなとこ?実際に行って体感してきた!
徳島といえば何を思い浮かべますか?
食べ物なら「鳴門金時」や「すだち」なんか有名ですよね。
個人的には徳島のわかめがすっごく美味しいのでオススメですが、圏内の人に聞くと「そうなん?」とよく言われます。
イベントもありますね。
夏になれば阿波踊りで盛り上がり、県内外からたくさんの人が集まります。
そんな徳島ですが、 今密かに外国人観光客や県外観光客から人気があるスポットがあります。
それが、「祖谷のかずら橋」です。
なんでも、秘境感がたまらないのだとか。
これを読んで、
「橋の何が秘境なの?」
と思ったそこのあなた。
徳島には都市化されてしまった地域には決して無い、隠された魅力がまだまだ眠っているのです。
今回は、近年外国人観光客のみならず他県の日本人にも、「スリルと自然の雄大さが感じられる」とウワサの祖谷のかずら橋に実際に行ってみました。
そこで、外国人もトリコになる、その秘境感を体感してきました。
良い意味で、 田舎だからこそ感じる事ができるものがそこにはあります。
これから、存分に祖谷のかずら橋について、その魅力を徹底的にまとめていきます!
祖谷のかずら橋へのアクセス
徳島の祖谷にある「祖谷のかずら橋」。
実は徳島の中でもかなり西の方にあるのです。
Googleマップで確認するとこんな場所にあります。
徳島の市街地から見てもかなり遠いんですよね。
徳島市内からでも車で約1時間30分。
結構かかりますよね。
地形を見てもらったら分かると思うのですが、とてもとても山の中。
分け入っても分け入っても青い山。
ですので、
「これ車大丈夫?」
「運転に自信ないけどいけるのかな?」
と思った方もいるのではないでしょうか。
大丈夫です。安心してください。
確かに山道ですが、観光客が増えた事も影響して道は割と整備されています。
ですので、山道の運転もさほど難しくありません。
祖谷のかずら橋へのアクセスには困らないと思います。
かずら橋はあと2つある
祖谷のかずら橋へは、山道ではあるもののかなりアクセスしやすいです。
ですが、かずら橋はこれだけではありません。
実は徳島には「祖谷のかずら橋」以外にもあと2つあります。
それが「奥祖谷の二重かずら橋」。
徳島にはかずら橋は3つあり、今回行ってきた「西祖谷のかずら橋」の他に、「奥祖谷のかずら橋」という橋があります。
奥祖谷のかずら橋は、「男橋」と「女橋」という2つの橋があるんですね。
この奥祖谷のかずら橋ですが、「奥」祖谷の名にふさわしい、山奥の奥にあるんですよね。
こちらはあまり観光地化されていないため、山道は険しいです。
まあ運転に慣れている方ならそんなに難しくはありませんが。
道も狭いし大変ですが、祖谷のかずら橋よりもさらに秘境感を感じる事ができます。
行ってみて損はないので、ぜひこちらにも行っていただきたいです。
また今後、奥祖谷のかずら橋についても書いていこうと思います。
次はいよいよ、かずら橋に行ってみた感想なんかを実際の体験に基づいてまとめていきますよ!
祖谷のかずら橋に実際に行ってみたよ
ここからは、実際に祖谷のかずら橋へ行った時に、所要時間や料金も含め写真と共にその流れを解説していきます。
祖谷のかずら橋:所要時間
徳島市内から車で1時間30分かかり、ようやく祖谷のかずら橋に到着しました。
ですので、所要時間は1時間30分です。
祖谷のかずら橋:駐車場
今回は夢舞台前の駐車場に車を停めました。
料金は300円です。
夢舞台前の駐車場からかずら橋までは歩いて約5分ほどです。
この夢舞台前の駐車場の他にも、
- かずら橋夢舞台駐車場(500円)
- かずら橋観光駐車場(400円)
- 渡り口駐車場(300円)
- 喜多パーキング(400円)
の4つの駐車場があります。
基本的に無料の駐車場はありませんので、ご注意ください。
かずら橋に一番近いのは喜多パーキングですが、停められる台数が10台ほどとかなり少ないです。
どこに停めてもかずら橋までの距離はそんなに変わらないので、確実に停められるところに駐車しましょう。
祖谷のかずら橋:全貌
これが「祖谷のかずら橋」です。
おお、なるほど。
これが外国人観光客に人気のかずら橋か。
行ったのは11月30日でした。
ちょうど秋だったので、紅葉が本当に綺麗でした。
そして上記の画像でも分かる通り、川の水がとっても綺麗!
なんだこの透明感は。
寒い季節は川の水が透き通っていて、紅葉とセットでオススメの季節ですね。
祖谷のかずら橋:料金
かずら橋はタダでは渡る事ができません。
かずら橋は老朽化防止と観光客の安全のため、3年に1度架け替え工事があります。
渡る際の料金は修理や保全に使用されます。
料金ですが、
- 大人:550円
- 子ども:350円
です。
祖谷のかずら橋:実際の写真
これが祖谷のかずら橋を近くで撮った写真です。
本当にカズラでできているんですね。
実際に渡ってみます。
「ちょっと待って、怖すぎやろ…」
渡り始めはそうでも無いのですが、真ん中に近づくほど揺れる、揺れる。
足元には隙間があり、靴がスポッと入ってしまいそうなくらい空いていました。
高さを感じるのでできれば下を見たくはないのですが、足元は結構隙間が空いているので必然的に下を見なければならず、非常に怖かったです。
かずらはワイヤーに巻きつけてあり、落ちたり壊れたりする心配はないのだろうとは思いますが、それでも恐怖心が止まりませんでした。
それでも何とか渡り切り、ホッと一安心。
なかなかのスリルを味わう事ができました。
琵琶の滝
渡りきれば右と左に行く事ができ、右が帰る方向、左は50メートル先に琵琶の滝があります。
せっかくですので滝を見に行きました。
綺麗な滝ですよね。
観光客にも人気で、パシャパシャ写真を撮っていました。
近くには川辺にも降りる事ができる階段があり、祖谷渓の自然を肌で感じる事ができます。
祖谷のかずら橋:売店
祖谷のかずら橋や琵琶の滝を満喫したあとは帰りのルートへ向かいます。
その道中には売店があります。
これが売店です。
すごいレトロじゃないですか?
ちなみに、かずら橋へ向かう道中にも売店があります。
売店では、鮎の塩焼きや餅が焼かれています。
せっかくですので、 観光を終えたら「でこまわし」と呼ばれる徳島の郷土料理を満喫しましょう!
私は鮎の塩焼きを食べましたが、頭から尻尾まで、骨まで食べれてとても美味しかったです。
鮎特有の香りも楽しむ事ができますよ!
祖谷のかずら橋に行ってみて
初めて祖谷のかずら橋に行きましたが、本当に素晴らしいところでした。
まず、 空気がとても美味しいです。
これは来た人にしか分からないですが、空気が非常に澄んでいます。
都会からの観光客なんか驚くのではないでしょうか。
そして、 そこはかとなく漂う秘境感を感じることができます。
これは外国人観光客がわざわざ徳島に足を運ぶ理由が分かりました。
さらに、 普段体験することのできないスリルを味わうことができます。
テーマパークにあるようなジェットコースターなどの人工物で感じるスリルではありません。
いつ落ちてもおかしくない(実際には補強されているため安全ですが)と感じさせる自然の雄大さを押し付けられたようなスリルを味わう事ができます。
かねてより行きたかった場所でしたが、改めて来て良かったと感じました。
祖谷のかずら橋での注意点
祖谷のかずら橋へ行く際に注意してほしい点が2つあります。
気温
夏に行く分には涼しくて非常に心地よく過ごすことができます。
ですが、秋や冬に行く場合は寒さに注意してください。
山の中にあるので気温が平地よりもグッと下がります。
とっても寒いので、秋冬に行かれる方はきちんと防寒対策をして行ってください。
貴重品
祖谷のかずら橋は足元に隙間があります。
そして下には川が流れています。
ですので、かずら橋を渡る際には 落としそうなものや落ちては困る貴重品は、身につけないもしくは持たないようにしましょう。
高さが結構あるので落ちると恐らく壊れます。
最後に
大自然の中でスリルと秘境感を味わうことのできる祖谷のかずら橋を紹介してきました。
実際に行ってみて、それをとても強く感じました。
どことなく漂う懐かしい感覚も魅力的な祖谷のかずら橋に、ぜひ一度足を運んでみてください。